こんにちは。
前回の記事では、資産形成の基本的な考え方として「守る → 貯める → 増やす」というステップを紹介しました。
今回はその中でも、誰でも今日から始められる具体的な第一歩について解説します。
ステップ1:支出を「見える化」する
資産形成の出発点は「お金の流れを把握すること」です。
なぜなら、いくら投資をしても、収入以上に支出が多ければ資産は増えないからです。
- 家計簿アプリ(マネーフォワードME、Moneytreeなど)を使う
- クレジットカードや銀行口座を連携して自動で記録する
- まずは1か月分だけでも支出をチェック
👉 ポイントは「細かく記録するより、自分のお金の流れをざっくり把握すること」です。
ステップ2:生活防衛資金を準備する
投資を始める前に大事なのが「生活防衛資金」です。
これは、収入が途絶えても生活を維持できるための安全資金のこと。
- 最低でも 生活費の3〜6か月分
- できれば 1年分 を現金で確保しておくと安心
👉 これがあると、相場が下がっても「慌てて投資を売ってしまう」ことを防げます。
ステップ3:先取り貯金・投資の仕組みをつくる
「余ったら貯金」ではなかなかお金は増えません。
資産形成の鉄則は、収入が入ったら先に貯めることです。
おすすめの方法は:
- 給与振込口座から自動的に別口座へ振り分ける
- つみたてNISAやiDeCoに自動積立を設定する
- 毎月少額でも「強制的に積み立てる」仕組みを作る
👉 例えば、月5,000円からでもスタート可能です。
時間を味方につけることで、大きな資産に育っていきます。
まとめ
資産形成の第一歩は、難しい投資テクニックではありません。
- 支出を見える化する
- 生活防衛資金を準備する
- 先取り貯金・投資の仕組みをつくる
この3つを押さえるだけで、資産形成の基盤はしっかり固まります。
次回はステップ1〜3を深掘り、解説していきます。
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